いつもありがとうございます!
顧客心理マーケティング物語の第6話です!
では、どうぞ!!
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■第6話
ある日のこと、
男の弟が手伝いに来てくれました。男が声をかけても少年たちが立ち止まらないのを見た男は、
「兄貴、それじゃあダメだよ」
と一言。少し強引なところがある弟が、
さっそく少年たちに声をかけはじめます。「早く顔の汚れを取らないと、シミになるかもしれないよ!」
「えっ!本当なの?」
と驚少年たちに、弟は続けていいます。「ほら、濡れタオルあるけど、いる?」
弟がそう声をかけると、
少年たちが濡れタオルを買いに近づいてきたのです。——————————————————
■問題
少年たちは、どんな感情を刺激され、
濡れタオルを買ったのでしょう?■解説
この少年たちは、
男の弟に声をかけられるまで、
顔が汚れていることに対して、何の問題意識を
持っていませんでした。弟が、
「シミになるかもしれないよ」と
顔にシミができる可能性を指摘したことによって、
少年たちが意識していなかった
「不安」
を刺激して、意識化させたのです。
これは、
「潜在的ニーズ」を「顕在化」させる方法の一つです。不安を喚起し、
それに対する救いの手を差しのべることで、
潜在的なニーズを顕在化させているのです。新たなニーズを作り出していると言い換えることもできます。
不安が弱ければ、受け手は動かされるようなことはありません。
不安が強すぎると、
受け手はそれを否定したり、回避したりします。信頼を得るために数値データを見せたりして、
その不安に対して、
本当にあなたの商品やサービスで解消できるということを
示すことが重要です!よく悩み系のセールスレターで見ますよね!
以上、第6話でした。
今回も、最後までご覧いただき、
本当にありがとうございます。