こんにちは!
今回も、顧客心理マーケティング物語と題しまして、
物語を交えながら、
問題形式でマーケティングについて
お話させていただければと思います。では、
第2話の始まりです。——————————————————————————–
■第2話「よし。濡れタオルを売ろう!」
男はさっそく『濡れたタオル』を用意しました。
少年が2人、おしゃべりをしながら
こちらへ歩いてきました。2人とも、
顔にススがついていて、ひどく汚れています。男は、
「これはチャンスだ!」
と思い、少年たちを呼び止めました。「濡れタオルはいりませんか?」
少年2人は顔を見合わせました。
そして、2人揃って、
「顔を拭くので、ください」と
濡れタオルを買っててくれました。———————————————————————————
■問題:
販売手法は大きく分けて2つあります。
・「プッシュ型」
・「プル型」
といいますが、
この男が行った販売方法は、
一体どちらでしょうか?■解説:
男は二人の少年の顔をみて、
「顔が汚れているから拭きたがるだろう!」
と思って、商品の広告を出していないにも関わらず、
直接声をかけて販売しました。この売り方は、
「プッシュ型」になります。「プッシュ型」は、
文字通り「押す」形なので、
コミュニケーションが最重要になります。一方、「プル型」は、
お客様が商品を求めてきてもらえるように、
いろいろな工夫を凝らしておく売り方です。お客様の心理反応を理解したうえで、
仕組みを作っていく必要があります。自分が何かを買う場合でも、
店員さんに話しかけて欲しい人と
話しかけてもらいたくない人がいると思います。なので、
お客様の心理反応を理解したうえで、
販売方法を変えたり、
コピーライティングで言えば、
「言葉の言いまわし」や、
「言葉選び」を変える必要があるということです。最後までご覧いただき、
ありがとうございました!これからも、物語調で顧客心理を紐解くお話を
していきたいと思います。最後までお読みいただき、
ありがとうございます!