いつも本当にありがとうございます。
では、
顧客マーケティング物語の第17話です!——————————————————
■第17話
隣の男が、
通り沿いに看板を立てました。「はい、これどうぞ」と
濡れタオルを差し出すセクシーな衣装の美女が
描かれています。「なんとなく、あっちの店の濡れタオルのほうが
いいよね。」
少年たちの評判も良いようです。これに対抗して、
男も看板を立てることにしました。「ほら、これで顔を拭きなさい」と
母親が濡れタオルを差し出している姿の看板です。——————————————————
■問題:
隣の店が立てた、
「セクシーな衣装を着ている美女が
濡れタオルを差し出している」看板と
男が立てた、
「母親が濡れタオルを差し出している」看板この2つの看板は、
それぞれ、少年たちのある深層意識を
刺激しています。この「ある深層意識」とは、
それぞれ、どのような心理を
刺激しているのでしょうか?難しいなあとお思いであれば、
以前にお渡しした無料プレゼント
『【人を動かすための心理学】
人間の本能を反応させるための知識と方法』
を参考にお考えください!答えはでましたでしょうか?
では、解説です!
■解説:
隣の店が出した
「セクシーな美女が
濡れタオルを差し出している」看板は、
性的欲求を刺激しています・男が出した
「母親が濡れタオルを差し出している」看板は、
安心欲求を刺激しています。これらは、
人の深層意識に向けたメッセージです。少年たちが明確に意識できている表側の部分ではなく、
「無意識」などと呼ばれる深層意識に働きかけるメッセージ
なのです。だからこそ、どちらを選んだにせよ、
そちらを選ぶ理由について、「なんとなくそちらの方がきになる」
という程度の説明しかできません。
人の心理に何らかの影響を与えているのです。
■深層意識に働きかけるメッセージの例
・水着の女性が表紙になっている週刊誌
・母親と暖かい家庭を映し出すCM
・劣等感を刺激し、それを補償し、解決するため
さまざまな商品やサービス以上、第17話でした。
今回のお話はいかがでしたでしょうか?
わからないことや聞きたいこと、知りたいことなど
なんでも結構ですので、
気軽にコメントください!今回も、最後までお読みいただき、
本当に、ありがとうございます!